1.medical B.I.G. net®が目指すこと
〇急性期病院や回復期・慢性期病院からの円滑な患者の転出。
〇転出転入業務に不慣れな職員でも、スムーズに業務遂行できること。
〇在宅や介護施設からも、病態に合った入院先を選定可能とすること。
〇外来通院患者さんの病態に合った、在宅医の選択を容易にすること。
〇医療機関と介護関連事業所との垣根を低くし、相談しやすい関係を構築すること。 
 
2.これらを行うために適したネットワークの条件を以下のように設定しました
〇患者個人を特定できない方法。
〇インターネットに接続可能なPCがあれば、新しい機器導入は不要。
〇病院、診療所、入所・非入所介護関連事業所など、多様な施設が参加できる方法。
〇転出可能患者の病態に適した転出先のネット検索。
〇患者さんの病態や居住地から、受け入れ可能施設の検索。
〇転入転出に関わる職種(MSW、看護師、事務職員)が使用可能。
〇自施設情報の更新が容易。
〇検索出来た施設とシステムを通じた折衝。
〇各施設が提供できる医療・介護内容の共有。
 
3.これらを満たすシステムを2019年度に構築し、2020年度4月からスタートし、2023年現在参加施設が増加し、参加地域が拡大しています。
〇病院、診療所に加えて、全ての介護関連施設が参加可能となっています。
〇個人が特定される情報(氏名、住所、電話番号等)は本システムでは扱いません。
〇本システムで施設検索を行い、その後の交渉についてはFAXや電話で折衝することも可能としています。
〇医療施設や介護関連施設を対象としたシステムであり、地域住民は参加対象としていません。また、各施設情報は施設管理者ではなく、その時点の担当者がタイムリーに更新した情報であるため、印刷して患者や入所者に配布することは行わないで下さい。

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湘南西部病院協会に所属する病院のMSWが、システム開発会社のインタビューに答えています。